8月の終わりに
8月の終わり、夏の賑わいが少しずつ落ち着き、里山の空気が静けさを取り戻していきます。
蝉の声が名残惜しげに響き、夜には秋の虫たちが奏でる音色が加わり、季節の移ろいを感じる頃です。
築150年の古民家「なな光」では、木のぬくもりや土壁の優しい質感が、夏の疲れを癒してくれるように包み込みます。
大きな窓から差し込む夕暮れの光や、庭に広がる景色は、どこか懐かしく、心を静めてくれる時間。
8月の終わりは、
「もうすぐ秋がやって来る」ことを感じながら、
少し立ち止まって自分を見つめ直すのにぴったりの季節です。
友人や家族と過ごす時間も、ひとり静かに味わう時間も、
古民家の空気とともにゆったり流れていきます。
なな光で過ごすひとときが、
皆さまの心にやさしい余韻として残りますように。